1957-02-07 第26回国会 参議院 予算委員会 第2号
従いまして、これを差し引きますと三百六十五億円の対民間撒布超過ということに相成ります。 次に外為資金でありますが、これは国際収支とんとんと見ております。ただ別口外貨貸付返済の十五億が引き揚げ超過の要因として出て参りますので、結局、外為資金を含めた財政資金の全体の対民間収支におきましては三百五十億の撒布超過、こういうことに相成るわけであります。
従いまして、これを差し引きますと三百六十五億円の対民間撒布超過ということに相成ります。 次に外為資金でありますが、これは国際収支とんとんと見ております。ただ別口外貨貸付返済の十五億が引き揚げ超過の要因として出て参りますので、結局、外為資金を含めた財政資金の全体の対民間収支におきましては三百五十億の撒布超過、こういうことに相成るわけであります。
すなわち通貨は、財政の赤字による政府資金の民間撒布超過額を第一の原因といたしまして、猛烈な勢いで増発を続け、しかも物価は、通貨の増加率を上まわる率をもつて上昇して参つたのであります。これを数字をもつて示しますと、昭和二十一年度末の九百億台の通貨は、二十二年度末には二千二百三十億というふうに、二倍半になつておるのでありますが、物価は前年度に比較いたしまして三倍強を示しているのであります。
しかしながら、特別会計につきましては通計して五百五十億円を超ゆる資金不足が予定せられ、結局において政府資金の対民間撒布超過は相当巨額に達しているのであります。
併しながら特別会計につきましては、通計して五百五十億円を超える資金不足が予定せられるのでありまして、結局において政府資金の対民間撒布超過は相当巨額に達しておると思います。